両親から差し入れが届く.学生の時と同じような食い物,薬,白飯など.日本人マーケットに行けば手に入るやんと思うが,やっぱり嬉しいもんだ.HomeStay Familyに扇子などの土産も同封されていた.あと神戸名物のゴーフルまで入っていた.HomeStay Family,サーフィンの連れのHostFamily,クラスメイトに配る.日本の扇子や手ぬぐいなどはやはり受けがいい.特におばちゃんは予想どおりというか,こっちが待っていたような反応をしてくれる.一方のゴーフルはアジア系とアメリカ系で反応が全く異なる.アジア系はえらく気に入って食べてくれるが,アメリカの人にはイマイチの様子.甘さがToo delicateなそうだ.こっちのSweetに慣れるとそう感じるのもうなづける.日本で一番甘いものを持ってしても,アメリカ人には受け入れられないような気がする.かなり偏見が入っているが,日本人の味覚の方が繊細だと思う.
予想どおり,AppleからMusicダウンロードサービスが始まった.音楽を購入,聞く,CDに焼くという流れを,iTuneというソフトだけで簡単にできる.これまではレーベル間のいざこざがあって,なかなか音楽をダウンロードするって事が進まんかったけど,第3者のAppleがその壁を破っていくんやろうか?
このサービスってMicrosoftもやりたかったんやろうなと思う.ついでにいうとSONYは同じようなことを,すでにやってたような気がする.SONYはいまいち上手くいってないみたいやけど,今回のAppleはどうなるんやろうか?PCも自社製,iPodの強力さを考えると,SONYよりはAppleの方が勝算があるような感じがする.
まぁ,このサービスが日本のクレジットカードでも利用できるようになれば,俺がはまってる姿が想像つく.ただ,音楽に関してMacintoshでApple製ソフト以外を使わない傾向がますます強くなった.変な方向に行かんかったら嬉しいねんけど.今んところ,使いやすさで「勝てば官軍」がまかり通るわな...
ちなみに購入を試してみたら,案の定あなたの.mac登録では使えませんと跳ね返された.誰かできる人おらんのかな,感想聞いてみたい.
今日でアメリカに来て1ヶ月が経過した.生活の方はリズムが出てきて,心身共に健康に過ごしている.この日記を通して,自分の状態を報告してるわけやけど,この日記を改めて見て見ると,24歳にもなってしょうもないことをぼやいてるなぁと恥ずかしくなってしまう.ただ,知人からの書き込みはやっぱうれしい.コンピュータ専攻してて今さらこんなん言うのもなんやけど,インターネットにはホンマに世話になってると思う.
さて,この1ヶ月で何が変わったんやろうか.
まずは波乗り.日本にいた時と比べて,海に行く回数は圧倒的に多い.中でもトラッセルズで,日本で味わえない波に乗れるというのは本当に幸せ.実力が伸びたかというのはかなり疑問だが,日本で頑張ってる連れに自慢するためにも,しこしことKeep Surfingしていこうと思う.あと,波乗りを通じていろんな人と喋る機会がある事が自分には大きいかなと思う.
次に英語.これまでの人生でこれほど英語漬けの勉強はした事がない.が,某研究室での仕事量と比べるとまだまだ足りない.英語の伸びは日本人の平均的な伸び方かな...まずは英語を喋ることに対する癖を少しでも付けていきたいと思う.
あと所々の変化について.まず酒はこの1ヶ月で飲んだ回数が3回.飲んだ量を合わせても日本での飲み会1回に足りないぐらいだ.タバコは入手困難な事情からMildSevenからMarlboroに変わった.タバコを買う時にも常にIDの掲示が必要なことは初めて知った.顔は相変わらず.日焼けし過ぎてニグロと言われることも多々.体重は68Kgぐらいで,ベストをキープしてる.生活時間は夜型から朝型に著しく変わった.髪の毛は海焼が激しく,黒と茶色が混ざる汚いものになっている.運転は左ハンドル・右側通行に慣れてきた.依然としてハイウェイのスピードには慣れないねんけど.「幸せを潰す可能性のあるものの1つが事故だ」と言う某先生の言葉を言い聞かせて運転してる.食事に関しては,周りの日本人に比べるとすっかりアメリカ食が馴染んだ.食欲は大きいが,美食家ではない性質がいいように働いている.あとは....
まぁ,そんなところか.結論としてはそんなに変わっていない.以上.
そろそろ今の英語プログラム終了後(6月中旬終了予定)のスケジュールを考えなくてはならない.こっちに来る前は,このプログラム終了後ビジネスコースに進もうと考えていたが,TOEFLのスコアが低いため,ほぼ無理と学校からアドバイスされた.残念.
そういうことで,今考えている選択肢は次の三つ.
いくつか制約条件が次のもの
俺が優先するものは
一方で旅という選択肢を選ぶと,英語能力向上はなかなか厳しい.生活のリズム的に朝海に入り,どこかMOTELで昼寝して,夕方海に入り,夜はどこかに飲みに行く.みたいなのが理想.そこまで英語を使う機会はないだろう.そんな生活が可能か想像できないだけに,期待と不安が入り交じるものに.
英語能力向上というものを捨てるなら,一度日本に帰り,バリに行くのが他の優先事項を全て満たすのにベストかと思う.ただ,バリ自体は経験済みのもので,できれば行ってないところに行ってみたい,例えばヨーロッパとか,インドとかに行くのもありかと思う.金と波乗りという優先事項を捨てることになるねんけど.
どの選択肢も俺にとっては夢のようなもの.俺にサポートしてくれてる両親と,会社に感謝.今週中に結論を出す予定.どうなることやら.ちなみに,日本に帰って「あいのり」に応募するのもありのような感じもする....
今週,Appleから何かの発表があるらしい.いろんな噂が流れてる.こんなのまで予想されてる.噂なのであしからず.ちなみに近々,アメリカで携帯電話を購入しようと考えてる.購入と言っても,プリペイド式のものやけど.できればiSync対応のものをゲットしたい
少しずつだが5時半起きに慣れてきた.依然として昼過ぎに一度意識が飛ぶねんけど...さて,今日も南からのうねりが残っている.朝起きて足早に海に向かう.ところがいつも入っているNewport Beachのポイントはひざ.こんなにはよ来てるのにそれはないやろうと思いながら他のポイントを探す.300mほど北にあがったところに来てみると,胸から頭ぐらいの波割れている.地形のせいか,うねりの向きのせいか定かではないが,とりあえずそこで1時間ほど海に入り,学校に向かう.こんな近い距離でこんなにも波が違うと不思議な気分だ
今日は学校主催のBBQが放課後開かれた.しかしながら,準備された食料はかなり少量.学生はかなり大量.よって肉はゲットできず,スナック菓子とパンだけでBBQは終わってしまう.まぁそんなことだろうと思った.
BBQが終わって,近くのスーパーに買い出しにいき,韓国人と日本人による飲み会に参加する.帰りの運転のことを考えてかなり押さえたが,それにしても久々のビールはホンマに上手い.某研究室の時は,飲んだ後に平気で運転していたが,こっちにきてかなり変わってしまった.最初の2杯以外はソフトドリンクという飲み方をする自分が信じられない,
飲み会の方は最初みんな英語で話し,酒が進むにつれ日本語と韓国語が入り交じる.俺の年齢は少し上のグループになるため,同年代と色々と喋り,それなりに楽しめた,さて,俺もこっちに来てそろそろ1ヶ月だ.
今週の頭からカリフォルニア周辺の海に西うねりが到着してる.日本周辺でできた低気圧が作ったうねりが,約10日かけて地球の反対側にはるばる来ているらしい.ベタだが,やっぱり地球はすげぇと思う.
そういうわけで,その恩恵を受けに学校前に海へ.波があがってるだけに仕事前に波乗りするローカルがたくさん海に入ってる.それに紛れて,1時間ほど海に入る.水が冷たく手足がしびれるが,20分ほどで体があったまり,眠気もふっ飛ぶ.うねりを受けているといっても,朝のホームポイントNewport Beachは相変わらずサイズがなく,腰,セットで胸.とりあえず運動と行ったところ.
海をあがり学校へ.今日はGrammerクラスの小テストとListeningクラスで小スピーチがある.小テストの方は無難にこなすが,小スピーチは少し厄介.その場でテーマが与えられて,2〜3分の即興スピーチ.某大学院の授業を思い出す.俺のテーマは「Single Parentに育てられるのは損か得か?」というもの.身内に該当する従兄弟がいるだけに,イメージが湧くから喋りやすい.
学校が終わり,今日は風が吹いていないことに気付く.ということで,トラッセルズへ波乗りへ.なんだかんだでカリフォルニアに来て初の2ラウンド目.初めて1人でトラッセルズ二行ったのだが,あそこは相変わらずきれいな波.加えてサイズがあるからかなり楽しい.海では日本人の多いこと,多いこと.アジア人のサーファーの約8割ぐらいは日本人.加えてみんな上手いから,ピークから外れた隅っこの定位置で2時間半ほど波乗り.夕暮れがかなりきれいで幸せな1日やった.
俺の住んでるアーバインの隣町はアナハイムと言う町で,以前長谷川が在籍していたANAHEIM ANGELSというメジャーリーグのチームの本拠地となっている.今日はANGELSのホーム EDISON FIELD STADIUMに松井が在籍するNY YANKEESが来るということで,友人に誘われて観戦に行く.
あらかじめ言っておくと,俺は生まれも育ちも阪神ファン.当然松井に興味はない.が,アメリカにいたら行ってもいいかなと思ってしまう.図々しい.球場に着くと,日本人がぎょうさんいる.チケット購入して,つまみを買って席へ.MLBではアメリカ国歌斉唱から試合が始まる.日本では考えられないが,球場全体で国歌を歌ってるってのはなかなか気持ちいい.試合の方はNY YANKEESのペースの結構な打撃戦.ANGELSファンのブーイングが鳴り響く.注目の松井は5打席凡退.チャンスに何度も回ってきてたのに残念や.松井が出てくると,そこら中に日本人の声がして面白かった.
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約3時間半の試合が終わり,家に帰って宿題をして寝る.どうもローテンション.
うちには俺以外にもう1人,ホームステイしている人がいる.以前にも書いたと思うけど,22歳の地元のアメリカ人.現在,消防士見習いで頑張ってるいい奴だ.
今日は深夜まで彼と色々と話す時間があった.今滞在している家族についてとか,アメリカと日本の違いとか,女絡みの話とか...俺の辿々しい英語にも丁寧に聞いてくれてほんとに親切な奴だ.なんでそんな親切かと聞くと,日本人と付合っていたらしい.100%純潔な白人じゃないだけに,アジアにも興味があると言っていた.ついでにいわゆる英語の俗語を教えてもらう.交換に日本語の俗語を教えようとするが,くだらない下ネタしか出てこない.下ネタは万国共通,とりあえずそれを教えて喜んでいたから良しとしよう.それにしても宿題ができない.かなり徹夜気味...
今日から午後にTOEFLの講座を受ける.TOEFLはTOEICよりも会話や作文技術の力が要求され,英語圏の大学に入学したい人には必須のテスト.今のところは俺に関係ないが,5月末のテストの結果を内定先に提出するからには中途半端にはできない.TOEFLを受けた経験は5年ほど前に一度だけ,スコアは覚えてないが,えらく難しかったことだけを覚えてる.授業の方は上のクラスの人と一緒に受けることになり,正直全くついていけない.わずか2時間だが,俺にはダメージが大きいもんやった.
イースターにも関わらずいつものように朝から海へ.ところがトラッセルズに腰ほどの波しかない.こりゃあかんということで,少し北のSalt Creekというポイントに向かう.駐車場につき,少し歩いて海を見に行くが,ここにも波がない.友人とせっかくの週末やのにーと落胆して車に帰ってくると鍵がないことに気付く.よく車の中を見ると,運転席横に鍵が置いてある.いわゆるin keyをしてしまった...自分のおっちょこちょいさホンマに呆れる.
近くにいるアメリカ人に助けを求める.そうするとAAAという日本でいうJAFに電話しろと勧めてくる.で,電話するが会員じゃないからという理由で断られる.次に近くの公衆電話に置いてある電話帳から鍵屋を呼ぶ.が,イースターだけに休んでいるところが多い.やっと見つけた鍵屋に助けを求め,1時間ほど待つがいっこうに助けが来る気配がない.もう一度同じ鍵屋に電話すると,「助けに行ったけど俺らがいなかった」と逆切れされる.どうやら俺の英語がネックで上手く伝わてなかった模様.もう一度気を取り直して場所を説明するが,相変わらず伝わってない.困っていると日本語で話しかけてくるサーファーがいる.俺らの困った様子を見かねて助けてくれ,電話の応答をしてもらう.その後,1時間ほどで無事鍵屋が到着.本当にありがたかった.
車を取り戻して,一度ロサンゼルスへ友人の中古車を見にいき,トラッセルズに引き返し夕方の海に入る.波は依然として小さいが人も少なくそれなりに楽してめた.うちに帰るとHost Parentsに呼ばれ,軽いお説教を受ける.イースターにも関わらず教会に行かなかった事がまずかったみたいだ.イースターの価値がわかってない俺のミス.ここは丁寧に謝罪し事なきを得た.ついでにin keyの事を話すと,教会に行かなかったからだと指摘される.もう何も言えません.「業にいれば業に従え」だと思う.
キリスト教の高校・大学を卒業した身だが,イースターの意味も知らず卒業してしまった.イースターとはイエスキリストが十字架にかけられた後に復活した事を祝う日で,復活した日が日曜日であったことから,「春分後の最初の満月から数えて最初の日曜日」をイースター,またの名を復活祭として祝っている.クリスチャンにとってイースターはクリスマスと同じように重要な日で,多くの家族が共に食事を取って祝ってるらしい.
が,どうやらうちの家の息子さんたちはどこかに遊びに出かけてようで,少々様子が違うようだ.日本人にとってのクリスマスと同じなのかと少し思ってみる.一方のHost motherはイースターに関することで忙しい.自家製クッキーを作ったり,教会で歌を歌うらしく,練習に励んではる.忙しさのあまり昨日の晩飯はトーストだった.これには少々呆れる.
もちろんイースターと俺も関係が薄い.そういうことで今日は朝からトラッセルズへ波乗りへ.先週と違って波の方は小さく腰・胸サイズ.土曜日とあって混雑していたが,隅っこで波数をとれたからよかった.来週,トラッセルズでWQSの大会が開催されるらしく,若手のプロサーファーがかなり入っている.日本からも数名来ているようで,例のおじさんにみんな挨拶している.どうやらあのおじさんは日本のサーファーみんなが知ってるぐらいの存在らしい.
海の後は友人の中古車探しを手伝い,家に帰って宿題に励む1日.天気もエエし,気持ちいい1日だった.
久々に体調を崩す.朝海に入っている時からだいぶ調子が悪い.食べ物を見ると無性に吐き気をもよおす.猛烈に眠い.今日は2つテストがあっただけに,なかなかしんどい1日にだった.原因はあまりわからない.睡眠不足か,海で変なバクテリアをもらったか(この辺りの海は汚いらしく,よく病気にかかるらしい),食あたりか...現在のところ,日本から持ってきた食あたりの薬を服用し,かなり体調は回復.食あたり(food poisoning)といっても,今日食べたものは家から持ってきた自作サンドウィッチだけなんやけど.せっかくの週末や退に気がめいる.
Writingという英語で作文を書くためのノウハウを教える,みたいな授業がある.毎週A4 1枚のレポートがHOMEWORK.始まって2週間で学んだことは,英語の段落の種類,レポートを書く時のアルゴリズム(主題決定→ブレスト→アウトライン→文章構成→ドラフト作成→執筆),一般的な段落の構成,Coherence(文章の意味上の結束性)とCohesion(文法上の結束性).日本語で文章を書く時と基礎は同じだが,英語の文章の方が段落内の構成が明確に感じがする.例えば,文章の流れを持たせるために,途中途中でFirst,Second,Third...みたいなTransionを入れるとか.
いろんな授業の中で,いまんとこ俺はこれが1番好き.あるテーマを与えられて日本語で文章を考える時は,某研究室で鍛えられたおかげとつくづく思う.日本語でこんな授業ってものはあるんやろうか?曖昧さが売りの日本語だけに,それを教えるってことは難しいんやろうな.そんな中,「理系発想の文章術」を出した某教授の凄さをあらためて感じる.もう少しまじめに読んでおけばよかった....
学校が始まる前に海に入る生活を始める.誰でも夢の生活ってものがあると思おうけど,俺にはやっぱりこれ.朝5時半起き,6時10分に海に入り,7時20分に海からあがる.そっから着替えて8時10分頃に友人のパーキングに到着.そこから歩いて8時30分の授業にぎりぎり間に合う.睡眠時間が短いのはしんどいが,一生に一回のこんな生活.自分の体に鞭をいれ,この生活を続けていこうと思う.もうすこし日の出が早くなれば,海に入れる時間を増やせるねんけどな....
バスケットの経験はないがNBAを見にいく.値段は$55.NBAのチケットはとりにくく,値段が高いと聞いていたが,交通費込みでこれならまぁいいかと思い,学校主催のNBAツアーに参加した.俺が滞在するIrvineから,LA LakersのStadiumのConventional Hallまでバスで約1時間の距離.会場はLAの都市部に近く,久々の大都会に少し興奮した.
試合開始の20分前に会場に着くと,学生バイトと思われる添乗員からチケットが配られる.チケットには$23の文字.明らかにツアーでぼったくられたのを感じる.気を取り直して,会場に入り食料を買い込み席に向かう.会場内の売店で売らている飲食代の高いこと高いこと.中ビール1杯が$7〜$10にはびっくりした.日本のスキー場,それよりもぼったくり度合いが高いように思う.
いよいよ席に着く.席は最上段で選手は米粒ぐらい.試合の方はシャキール・オニールやコビー・ブライアントを中心とするLA LakersがDenver Nagettsに圧勝.地元だけに大いに盛り上がり,その雰囲気を味わえたから,とりあえず合格点かなぁと思う.選手は米粒やけど,それでも大きさはわかる.ダンクシュートやスピードはホンマに早い.某友人や某弟に少し見せてやりたかった.
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阪神タイガースはどうなってるんやろうか?外野の興奮を味わいたい.
今日は1日雨.気温も低く,夜には息が白くなるぐらい寒い.そういえば,こっちに来て雨を見るのは初めて.晴れが当たり前と思っているだけに,ショックがでかい.
憂鬱な気分で学校に出かけ,いつもの授業を聴き,放課後台湾人の友達のパソコンを直してあげる.その友達は学校の近くのドミトリーで他の学生と共同生活している.少し苦戦したものの無事パソコンは復旧.ダイアルアップ回線を久々に触り,いかに自分が恵まれた身かをつくづく感じる.
友人のシェアメイトには30歳過ぎの日本人がいる.その人の話を聞くと日本で富○通とNT○データで働いていた経歴らしく,俺の内定先のことを知っていた.裏方な仕事だけに,多少驚く.その人は両方の会社で3年近く働き,今は会社を辞めてこっちで勉強しているらしい.かなりキャラが濃い人だけになかなか楽しめた.
3日連続でトラッセルズへ.近くのドーナツやで朝飯を仕込み,40分でトラッセルズに到着.今日もローカルがばんばん波をとり,隅っこの方で残り波を狙う4時間やった.それでも満足のいく波,やっぱトラッセルズは最高や.今日は天気も良く,例の40歳のおじさんの家族も来ている.おじさんはトラッセルズのローカルと仲が良く,エエ波をとっていく,やっぱかっこええ.海からあがり,おじさんの息子さんとその友達と野球をする.息子さんは日本語も喋るし,英語も喋る.やっぱり英語はガキからやるべきなんやろう,日本人とは思えない発音,充した午前中やった.
家に帰ってきて,学校の宿題に取りかかる.何を間違えたか,俺のクラスはこの英語コースで1番宿題の多いクラスにいるらしく,なかなかしんどい.特に英語による作文,これがくせ者.goodとか子供が使うような単語は使うなという条件.おいおい待て,と先生に言いたい気分や.
そうこうしてるうちに晩飯の時間.献立はなんと白飯.俺が最近白飯食べていないと言ってたのを気にして,Host Motherが作ってくれた.日本を離れてから久々に食べる白飯はかなり上手い.食卓の会話のスピードに俺がついていけないが,突然ご飯の感想はどうかと尋ねられる."I have to stock rice to my stomach"というのが俺の英語の限界.みんな笑ってくれたからええものの,もう少し気の利いたジョークを言いたい.
後輩の日記から,1年前の4月11日に某企業から内々定をもらったことを思い出す.その企業からの出資もあってアメリカに来ている身なので何も言えないが,今思うと就職活動って大変やけど,変な活動やなとつくづく思う.自分の人生の1部分はその企業で勤めるわけで,当然最善の選択肢を選びたい.企業にしても,最善の人材を見つけたい.そんな両者の希望のマッチングをあんな短期間でやろうとしても,そんなんホンマにできるんかいなと思ってしまう.当然,そういうシステムが成り立つ社会なんやからしょうがない.そこで賢い選択肢を選べる学生はほんまに頭のいい奴で,そこでいい人材を見つける企業は,ほんとにいい企業なんだろう.せやったら,頭の悪い学生はどうしたらいいんやろう?悪い企業はどうやったらいいんやろう?
きっと企業に就職して,自分というものをかたち創ってきたソフトウェアはヴァージョンアップできるとしよう.それに対して,OSはあんまり変えれるもんやないと思う.ましてや体というハードウェアなんて絶対変えれない.そう考えると就職活動中の学生は,そのソフトウェアをよりヴァージョンアップできる企業を探すという行為に出る.でも,その行為自体はOSやハードウェアの品質に依存しているから,結局頭のいい学生はいい企業を選び,悪い学生は悪い企業を選んでしまう....俺が就職活動の時はそんなことを考えてて,最後には自分を信じるみたいな馬鹿げた行動に出たように感じる.
俺ってほんまアホやなとつくづく思う.就職活動中の人は頑張って下さい.
昨晩,急きょ同居人に誘われアジアンパーティに顔を出す.場所は学校前のアパートの一室をクラブ風にライトアップした感じ.アジアからの学生が集まったダンスパーティといったところだろうか.クラブ慣れしていない自分にとっては,かなりのドキドキもん.パーティには途中から顔を出したのだが,みんな踊りにはついていけず,飲み専門と化していた.
深夜に帰宅して,少し寝てトラッセルズに向かう.今日も波は最高のクオリティ.土曜日だけに混雑度合いはひどかったが,和歌山の某ポイントよりはましと言い聞かせて3時間の波乗り.バテバテでそれほど波は取れなかったが,トラッセルズの虜になってる.
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海の帰り一緒に海に行っているHomeStay先に遊び行く.HostFamilyは教育熱心なおばあさん1人.かなりのアジア好きで日本のグッズが家のあちこちに発見できる.彼女は学生と話をするのが好きらしく,これまで来た日本人の事や,英語の上達するには,みたいな話を1時間強3人で雑談.昨晩のパーティで俺らが踊れなかったことを報告すると,それは駄目だとバッサリ切られる.
今日は学校が休み.学校で友人になったサーファーと海に行く為に,アーバインから南下する.行ったポイントはトラッソルズという世界的に有名なサーフポイント.サイズが大きく,リーフブレイクで有名とあり,まぁ行く前は少々ビビる.このポイント,
駐車場から海まで約20分ほど歩かなくてはならない.よくサーフィンビデオで見ていただけに,途中の道の雑木林や線路を見ると,いやでもテンションがあがる.20分の歩きの後海につく,するとそこは今まで見たこともない海.地平線と平行にうねりが打ち寄せ,定まったポイントで崩れるリーフブレイク.サイズは胸ぐらいだが,こんな波に入ってもいいのかと言いたくなるような気持ち.
浜辺でウェットに着替えて,玉石をまたぎながらブレイクポイントへパドルアウト.朝イチから行ったため,まだ人は少ない.まずは1本のってみる.板に立った瞬間,どっかの絵で見たような波の壁.崩れるスピードも丁度良く,いやでもロングライドができる.乗り終えると満面の笑み.サーフィンをやって4年目でここまでいい波は見たことがなかった.
途中,日本人のおじさんが2人入ってくる.1人は学校の友人のサーフィンの師匠.アメリカに渡って20年の40歳で,日焼けし過ぎて何人かわからない.ずっとトラッソルズで入っているローカル.周りのアメリカ人もみんな彼の友人.当然,サーフィンはむちゃくちゃうまい.崩れるギリギリのところで板を返し,凄まじい量のしぶきを上げる.そして乗り終えると大声で笑ってるホンマにへんてこなおじさん.
波といい,おじさんといい,興奮しっぱなしの1日やった.
MAC OSX.2.5にアップグレード.がアップグレード後この日記の見え方がおかしい.ブラウザのウィンドウを小さくすると,日記内容が枠からはみ出してしまう.日記内容は単にdivでくるんでるだけなんやけど,なんでかわからん.アップグレードによるバグなんか,俺のスタイルシートが悪いんか...
今日で授業は3日目.クラスのメンバーの名前も覚えはじめ,お互いあやふやな英語でいろいろと喋る仲になってきた.授業の方は...英語の授業といっても,中学の授業以外思い出せない俺としてはハイレベルやなーという感じだろうか.発言できるスキを狙ってるので眠たくないのが幸いかと思う.
授業でアメリカについて取り上げる機会が多い.こんだけ広いアメリカ,地域によって人間の質も違うらしい.講師陣はカリフォルニアの人は nosy =「好奇心の強い,お節介」だという.まぁわからんでもないが, noisy = 「やかましい」の方が近いと言い返すと少し嫌な顔をされた.某友人が言うK沼恵美子みたいにはいかんようだ.
今日から授業が始まる.自分のクラスの時間がわかり,午前中にReading/VocabularyとGrammer/Writing,午後にSpeaking/Listeningというスケジュールがわかる.クラスは約15人.俺を含めて日本人4人と韓国人,台湾人から構成される.部屋はかなり小さい.しいて言うなら某大学のTC1号館の隅っこぐらいやろうか.まぁ授業なんてここ何年受けてない身.まだ楽しさ半分やけどやっていけそうや.
授業では講師が色々しゃべり,それに生徒が答えていくタイプ.クラス内には同じレベルか?と思うぐらい英語をしゃべる韓国人がいる.その人を含め,韓国人,台湾人はよく発言る.一方の日本人はなかなか発言できない.典型的やなと思いつつ,発言できない自分がうっとおしい.
授業が終わり,カリフォルニア免許について周りの学生にいろいろと教えてもらう.どうやら日本でとる国際免許はカリフォルニアで10日で使えなくなるらしい.といっても,英語でnot good for over 10 days.という表記.いろいろと調べてみると原則として10日やけど,かなり曖昧になっているみたい.ただ,中古車購入にはかなりの確率でカリフォルニア免許が必要みたいだ.これもなんかの記念,有効期限も5年やし,カリフォルニア免許を取ろうと思う.
先週の教会で知り合った日本人に,この辺りの日本人マーケットを教えてもらった.今日は中古車探しにこのマーケットへ向かう.今までにロサンゼルス,サンフランシスコの日本人街に旅行で行ったことがある.行ったことある人はわかってもらえると思うけど,まぁ独特の雰囲気.あまりいい印象はなかってんけど,何やら今回は違った.
マーケト自体の雰囲気は他の日本人街とそう変わらないが,印象はだいぶいい.年齢が増したせいか,学生として来ているせいか,日本人へのラブ度が増したせいか...まぁテンンションが高い.マーケット内の掲示板には住宅,中古車,身の回りの品などなど,いろんなものを探してます,売りますなんかの情報が掲示されている.目的の中古車に関してもいくつかいいのを見つける.帰ってきてその保持者に電話するが既にSOLD OUT.車をゲットするにはまだまだ時間がかかりそうだ.
そろそろ自分のホームサーフィンポイントが欲しくなってきた.最近思っているのがNewport Pier Beach.波は他のポイントより少し下がるが,家から約20分でいけるというのが最大の強み.写真にあるピアからポイントの名前がついたみたいだが,このピアには観光客も多く,サーフショップ,飲食店などがその辺に存在している.
今日は朝イチからこのポイントで入る.日曜日ということもあって,結構込んでいる.サイズは腰腹,セットで肩ぐらい.ビーチなのでそれほどきれいには割れないが,俺でも2,3ターン,上手い奴ならもう少し決めてくる.風が吹きはじめるのが遅く正午まで波乗りを楽しめた.ここでサーフィンするのは今回で3回目.回数を重ねる毎にここが好きになってきた.
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日本の連れも千葉で頑張ってるみたい.その連れらと最後に一緒に海はいってからそろそろ1年が経とうとしてる.20歳頃に一緒に波乗り初めてもう4年.みんなエエ年なってきたと思う.
うちのHost Familyはこれまで学生やら,地元の人やら,旅行者やらにホームステイをしてもらっていたようだ.近くにいろんな大学や語学学校が存在し,治安もいいことから,日本人も多かったらしい.そういうことで,Host Matherと日本人の特徴についていろいろと話す.
まずは" so naive ".つまりお人好しらしい.そのため俺も" you are a kind of so naive."とよく言われる.次に"can't understand",理解ができないらしい.俺を含めて多くの日本人が白人ほど表現が豊かでない.日本より顔や体の表現がコミュニケーションでの重要性が高い白人にとっては,日本人のしゃべりは何か物足りなく感じ理解ができないのかと思う.もちろん語学力の問題もあるのだが....
でやねんけど,俺がこの1週間で1番で耳に残る言葉が"If you want".何かのことを尋ねたり,お願いしたりするとHost Familyはよく"If you want"と言う.俺の訳では"あなたがやりたければ,どうぞ".まぁ,日本語で言われるとあんまりいい感じがしないかもしれない.でもこの言葉って,自分の考えを主張するアメリカらしいし,主張することでいろんなサイクルが回り出し,最終的にはいい結果に結びつく事を教えてくれる.ちょっとした独り言でした.
こっちでは車が必須.当然家族のみんなが車を持っていて,その辺に駐車し放題.車の考え方が日本人とは違うようだ.俺が車をゲットするには二つの選択肢.1つはレンタカー,1つは中古車.
とりあえず今日は海から帰ってきて,長期借りれるレンタカー屋を探す.いろいろなところに電話をかけた結果,Vitzぐらいの車を1ヶ月$600〜$700ぐらいで借りれるようだ.ただしいろいろ条件があって,25歳以下は借りれるところと借りれないところがあり,借りれても1日あたりいくらか上増しになる.あと日本で取得する国際免許が使えないところも若干ある.
一方,中古車に関しては現在調査中.アメリカで中古車を探すにはまずはインターネット.次に新聞やスーパにある広告,そして中古車販売メーカ.$1000ぐらいから色々車が出ている.一番安く探すにはそれらの媒体を通した手渡しやねんけど,日本みたいな車検制度がない.ということで売り手も値段を自由につけ,故障確率も高い,走行距離も半端じゃない.10万マイル(=160000km)が当たり前.つまり,いくらかの目利きと運が必要.加えて俺にとっては購入した後の保険と売却が手強い.25歳以下でアメリカの運転暦がなく,日本発行の国際免許しか持ってない人の保険は高い.また帰国の際の売却にいくらか時間がかかることも結構なネック.ベタにアメ車乗ってみたいねんけどな.
足に関する覚え書き,以上.
Homestey Familyに少し遠慮しててんけど,今日は6時頃からごそごそして海に向かう.そろそろ道も覚えはじめて,地理感が出てきたのはいいけど,相変わらず波に当らずかなりせっかちな運転.Newportと呼ばれるポイントにつくと,多少チョッピーだがとりあえず着替えて入ってみる.カリフォルニアの海は冷たいとは知っていたが,朝の海は特に冷たく,手がかじかながらのサーフィン.せやけど,やっぱり朝イチ.いつもよりもダンパーでなくつないで楽しめる.正味カリフォルニアに来て初めて楽しいサーフィンやった.
途中,こっちに住んでいる日本人サーファーと話す.見たからに上手そうで,波に乗るとばしばし波を切っていく.ついでに言うと顔もいい.車,住宅,こっちの波などいろんなことを教えてもらった.どうやら俺の住むオレンジカウンティ地区は朝イチしか波乗りできず,昼からは風が出てどうしようもないらしい.日本よりも早い時間に起きる生活になりそうな雰囲気だ.
この英語コースに参加しているアジア系のうち,日本人・韓国人は20前後の学生が多い,それに対して台湾人は奥さんや子供を持っているおじさんが多い.朝のバスで偶然話す機会のあった台湾のおじさんと友人になる,IT関連の仕事をして家族とともにカリフォルニアに住んで3年目.その人が同じようなおじさんを紹介してくれ,かなりアジア色が強い,話の半分はIT絡みの話.加えて日本人とも友人になる.千葉から来たサーファー.
ITとサーフィンしか俺には友人になる手段がないようだ.
今日は授業が始まるにあたりオリエンテーションが開催された.授業,スケジュール,健康,遊び,それぞれのDirectorがPowerPointで大学の説明をしていく.研究絡みのPowerPointを見てきた自分にとってはかなり新鮮なもの.Directorみんなのアクションは大きいし,いろんなポイントで会場のみんなは笑っている.内容は理解しているねんけど,どうも笑いのつぼが...まぁそんなことは言ってられない.オリエンテーションが済み,ホームステイ講習会とキャンパス案内で今日は終了.いきなり明日は休みだ.
クラス分けテストの結果が帰ってきた.7個のクラスのうちの真ん中のクラス.周りの様子をうかがうと日本人を含めたほとんどのアジア人は同じクラス.まぁしょうがない
今日からUC Irvineの英語コースに入学.といっても大学の入学式みたいなものではなく,コースに参加する人が集められて,いきなりクラス分けテスト.そしてビザの確認と幾つかの費用の振り込みを行う.クラス分けテストはTOEICよりはかなり簡単やけど,できはイマイチ,明日の結果が恐い.それにしてもこのコースに参加するアジア系はホンマに多い.日本人が多いとは予測してたが,それ以上に中国・韓国系の学生が多い.当然,同じ国の人で集まるのだが,今んとこそんな寂しくないので日本人はとりあえず無視.まぁ初対面で仲良くなれるタイプでもないし,それでいいかと言い聞かす.
で,テストとビザと費用関係は午前中のうちに何の問題もなくすみ,今日は半日フリーに.そこでUC Irvineの構内をぶらぶら歩く.青い空,広い庭と,絵によくあるようなアメリカのキャンパス,他の大学がどうか知らないが,大学構内に一般道路がはり巡らされ,これまでの日本のキャンパスイメージとはだいぶ違う.出身大学のキャンパスはかなり広いと思っていたが,やっぱりアメリカの方が遥かに広い.生協とコンピュータ室,そして中古車情報を探して歩き回る.構内の雰囲気は日本とたいして変わらないが,コンピュータ室のPCがWIN対MACの比率が2対1ということにはいささか驚いた.
それにしても,交通手段が辛い.ホームステイ先の近くのバス停からバスに乗るのだが,1時間に1本しかバスがない.田辺よりひどい
6日間お世話になったレンタカーを返しにいく.出発時のドタバタでレンタカー先は大手ではなく,ロサンゼルス空港近くの小さな会社.車返却後に俺の住むアーバインまで$15で送ってくれるという,おとついもらった電話をたよりに空港までレンタカーを持っていく.かなり単調なアメリカの道で眠気と戦いながら,なんとかロサンゼルス空港に到着.返却作業は無事終了するが,空港まで送っていくよとレンタカー屋はいってくる.おい,話が違うと問いつめると,「アーバインまでは$50だ,それは電話でいっただろ」と言い返される.単純なオチやけど,15(フィフティーン)と50(フィフティ)を聞き間違えた様子.他に帰る方法を聞くとシャトルバス以外なく,それも$40かかると言う.昨日に続き,英語がネックで金がいく...
Movable Type(mt)のユーザがどこぞの研究室で増えてるみたい.おれが導入するのに参考にしたサイトはここ.日本語化についてはここ.そしてわからんかったら,質問箱へ.きっとできる.デザインのテンプレートはここでいろいろ物色.でも自分でいじった.もう少しいじりたいテンション.
ここもお勧め.そういうことで某先生と某後輩にTrackBack...が
某先生だけ失敗するみたい