後輩の日記から,1年前の4月11日に某企業から内々定をもらったことを思い出す.その企業からの出資もあってアメリカに来ている身なので何も言えないが,今思うと就職活動って大変やけど,変な活動やなとつくづく思う.自分の人生の1部分はその企業で勤めるわけで,当然最善の選択肢を選びたい.企業にしても,最善の人材を見つけたい.そんな両者の希望のマッチングをあんな短期間でやろうとしても,そんなんホンマにできるんかいなと思ってしまう.当然,そういうシステムが成り立つ社会なんやからしょうがない.そこで賢い選択肢を選べる学生はほんまに頭のいい奴で,そこでいい人材を見つける企業は,ほんとにいい企業なんだろう.せやったら,頭の悪い学生はどうしたらいいんやろう?悪い企業はどうやったらいいんやろう?
きっと企業に就職して,自分というものをかたち創ってきたソフトウェアはヴァージョンアップできるとしよう.それに対して,OSはあんまり変えれるもんやないと思う.ましてや体というハードウェアなんて絶対変えれない.そう考えると就職活動中の学生は,そのソフトウェアをよりヴァージョンアップできる企業を探すという行為に出る.でも,その行為自体はOSやハードウェアの品質に依存しているから,結局頭のいい学生はいい企業を選び,悪い学生は悪い企業を選んでしまう....俺が就職活動の時はそんなことを考えてて,最後には自分を信じるみたいな馬鹿げた行動に出たように感じる.
俺ってほんまアホやなとつくづく思う.就職活動中の人は頑張って下さい.
Posted by fun2wave at April 13, 2003 06:46 PM | トラックバック