昨日,近くのサーフショップで聞いたJalamaというポイントに朝から向かう.Santa Babaraから30分ほどHighwayに乗り,その後は1時間ほど森と荒野を抜けていく1車線の下道.ここまで来ると町はもとより畑もなく,見渡す限り何にもないアメリカらしい景色,昨日見た映画の影響もあって気分はEndless Summerとテンションが高い.途中,道に迷いはしながらもなんとかJalamaポイントに到着.キャンプ所に隣接しているこのポイント,多くの白人が家族でキャンプしてサーフィンする,そんな古きカリフォルニアンサーファーが集まってるようだ.波は膝腰で,ビーチブレイクとあってかなり早い.まだうねりは到着していないようだ.とりあえず入ってみる.グラッシーなのはいいものの,それほど楽しめる波でもなく,2時間弱で海から上がる.キャンプ気分のサーフィンを味わえたから良しとする.
Jalamaポイントを出て一路北へ.途中,Host Motherから面白いと聞いたSolvangという町に立ち寄り昼飯.この町はヨーロッパ移住民が集まってできた町らしく,ドイツ料理やらデンマーク菓子の店が並び多くの観光客でにぎわっている.たいして飯に希望がなかったので,近場のレストランに入り,店員のお勧め料理にがっつく.腹が減っていたので美味かったが,たいした料理ではないのは確かだと思う.飯後はHost Motherお勧めのFudgeという菓子を食べてみる.これまで食べた事がなかったのだが,この菓子は砂糖とチョコレートの固まりのようなもの.当然甘過ぎて全部食べきれない.やっぱりHost Motherとは味覚が違うようだ.その後,近くの公園でウトウトしてしまい1時間ばかし昼寝.Solvangの1番の思い出はこの昼寝が気持ち良かった事だろうか...
Solvangから更に北へ.ここからはPacific Coast Highway(1号線)をひた走ればいい.今日はMorrow BayというS.F.とL.A.の真ん中の町を宿泊予定地としていたので,快調にそこまで飛ばすが途中から天候が嫌な方向に.雲1つない青空が1面霧に覆われ,気温も20度前後と肌寒い.Morrow Bayに着いても未だ霧は晴れず,こっちの気分までどんよりとしてくる.Morrow Bayのサーフショップに顔出し近場のいいサーフィンポイント聞くが,その答えもパッとしない.ただ,自信ありげにMorrow Bayから更に北へ1時間半ほどいったPlasket Creekというポイントを勧めてくる.Morrow Bayが予想よりぱっとしなかった事と,中途半端な時間に到着してしまった事から,そのお勧めのポイントでサーフィンして1泊しようと予定変更.しかし,この選択がえらく大変な道のりを俺に与えてしまう.
Morrow Bayからもう1度Pacific Coast Highwayを乗り直し,更に北へ.この時点で今日の走行距離は約150ml(230km).目的のポイントまで50ml(80km)程度なので,すぐに着けると思っていたら,予想を覆す海岸沿いのグネグネ1車線.北に行く毎に霧が濃くなり景色を楽しむどころじゃない.加えて道沿いには休憩できるところは何もなく,必死にポイントまで運転するだけの作業になる.予想の2倍近い時間を変えて目的ポイントに着くともう夕方の6時.運転のせいでクタクタとなり今日はサーフィン無理やなーと思いながら例のPlasket Creekポイントをチェックすると一気に目が覚める.身震いを覚えるうねりがビーチに押し寄せ,頭半近いサイズの波がばんばん割れている.どうやら俺が運転してる間にSouthのうねりが到着したようだ.加えて形もなかなか良く,人も10人以下.運転が大変という事もあって,隠されたシークレットポイント的なブレイクだろうか.日暮れまであと30分程度ということから,明日の朝イチここにはいることを決め,今日の宿探しに向かう.が,なんせ宿がない.Pacific Coast Highway沿いに30分おきぐらいに出てくるMotelはほとんど満室.次のMotelこそ,次のMotelこそ,と繰り返して北へ行ってしまい,結局3日目の宿泊予定地間際のBig Surと呼ばれる観光地まで運転してしまう.やっと見つけたMotelは観光地とあってだいぶ高い.必死に値段交渉するがたいしてマケテくれず,結局自分の疲労を言い訳にそこで1晩を過ごすことに.約300mlの運転でだいぶクタクタや...
Posted by fun2wave at September 13, 2003 08:49 AM | トラックバック