論文募集のご案内

第10回マルチ・エージェントと協調計算ワークショップ (MACC2001) 
(http://www-kasm.nii.ac.jp/macc2001/)



日本ソフトウェア科学会「マルチ・エージェントと協調計算研究会」(略称
MACC)では,下記要領で第10回ワークショップを開催します.皆様,奮ってご
応募ください.

0. What's new


1. 日時 

2001年11月16日(金)17日(土)(1泊2日) 


2. 場所 

 ラポート兼六 http://www.hokuriku.ne.jp/rapo/
  [住所] 〒920-0936 金沢市兼六町2-5(兼六園入口)
  [電話]  076-231-2000 
  [FAX] 076-231-2100
  [交通] 市内バスご利用(金沢駅から20分)
       JR金沢駅中央口パスターミナル11番・12番で乗車 〜 
       「兼六園下」バス停下車徒歩1分
      タクシーご利用
       JR金沢駅中央口タクシー乗場から約15分

初日の午後のみの会場
金沢大学工学部

3. 目的

コンピュータシステムの高度化やネットワークの発達に伴い,分散環境におけ
る計算や知的処理に期待が寄せられています. そして,複数の自律的なプログ
ラム単位が相互作用する「マルチエージェントシステム」がWWWやロボットに
おける実問題を解く鍵として注目されています. 
本研究会および本ワークショップMACC(Workshop on Multi-Agent and
Cooperative Computation)は,マルチエージェントシステムと協調計算機構の
構築をめざす研究者の討論の場を提供するために設立されました.

1991年から開始されたMACCワークショップは1996年を除く毎年開催されており,
活発な議論が繰り広げられてきました.
今回のMACC2001はこれまでのマルチエージェント研究の進展を確かめ, 21世紀
に行うべき研究の課題や方向性を明らかにすることを目指します.

本年度のMACCは電子情報通信学会人工知能と知識処理研究会(IEICE-AI)と連続開
催いたします.
同研究会の特集テーマは”ソフトウエアエージェントとその応用”で,MACCの直
前に同じく金沢(金沢大学)行われる予定です。
初日午後は共同企画としてパネルを予定しております。
なおMACCと同研究会はそれぞれ投稿・参加者募集を行います.

今回のMACCはみなさまの議論を中心に行っていきたいと思っております.発表時
間に対して議論する時間を多く取ります.またグループでの議論する時間を設け
たいと考えています.IEICE-AI研究会は研究成果発表を中心とする構成ですが,
MACCは議論を重視する構成とする予定です.議論を呼びそうな研究,自分の研究
を元にぜひ議論をしてもらいたい,など多様な研究の投稿を期待しております.
また発表者以外の参加者も広く募集しております.この分野の研究者から新しく
興味を持った方まで多様な方々が参加して議論ができることを期待しております.

連続開催の暫定予定は次のとおりです.上記のように役割を分けて行う予定です
ので,ぜひ両方の研究会に参加されることを期待しております.

電子情報通信学会 人工知能と知識処理研究会 
http://www.ieice.org/iss/ai/jpn/index.html
場所:金沢大学工学部
期間:11月15日(木)〜11月16日(金)(16日午後はMACCと共催)

11/15 (木) 午前:IEICE-AI研究会 発表
午後:IEICE-AI研究会 発表
11/16 (金) 午前:IEICE-AI研究会 発表
午後:IEICE-AI&MACC パネル
夜:MACCナイトセッション
11/17 (土) 午前:MACC発表
午後:MACC発表


4. テーマ/投稿区分

発表は特別セッション,一般セッション,ポスタセッションの3種類に分かれ
ます.

特別セッションは研究会の新しい方向性を探求するため,テーマを絞って論文
発表やパネルディスカッション等を行なうものです.今回の特別セッションの
テーマは, 
http://www-kasm.nii.ac.jp/macc2001/ 
に随時掲載予定です.

その他の一般セッションの話題は主に以下の範囲を考えていますが,これら以
外でもマルチ・エージェントと協調計算に関連する話題であれば歓迎します.

 ・マルチエージェントシステムの形式モデル,およびアーキテクチャ 
 ・協調行為,協調計算のモデル,アーキテクチャ, アルゴリズム/システム 
 ・交渉
 ・メカニズムデザイン,オークション
 ・チーム,提携
 ・社会, 組織, 市場, 経済のモデル/システム 
 ・コミュニケーション,対話モデル 
 ・分散探索,分散制約充足
 ・マルチエージェントプラニング 
 ・マルチエージェントによる発見・学習 
 ・創発的計算,マルチエージェント領域におけるカオス,複雑系 
 ・モバイルエージェント
 ・マルチエージェントシステムの応用
電子商取引,インターネット,分散資源割当,ロボット,インターフェー
スエージェント,グループウェア/コミュニティウェア,シミュレーショ
ン,ネットワーク管理など

また,十分な時間をかけた深い議論を可能とするため,ポスタセッションを行
います.

5.論文発表
・一般発表はロングプレゼンテーション(30分),ショートプレゼンテーショ
ン(15分),ポスタープレゼンテーションに区分します.なお,査読結果
や発表件数によっては発表区分の御希望に沿えないことがありますので,
ご了承願います. 
・ロングプレゼンテーション希望者はA4版6〜8ページ程度の論文4部,ショー
トあるいはポスタプレゼンテーション希望者はA4版2ページ程度のアブスト
ラクト4部を
10月1日
までにプログラム委員長に送付してください.
電子的な投稿を歓迎します.takeda@nii.ac.jpまでお送りください.
・投稿論文には以下の情報のタイトルページをつけてください.
タイトル,
著者名,
所属,
投稿区分(ロング/ショート/ポスタ),
学生/一般の区別,
会員/非会員の区別,
連絡先(住所,電話番号,Fax番号,電子メールアドレス),
会場での宿泊希望の有無
・論文発表者には当日,論文のコピーを参加人数分持参していただきます.
参加人数に関しては後日連絡いたします. 
・論文は日本語または英語とし,本文が日本語の場合は英語の梗概を付けて
下さい. 
・ワークショップ終了後,オンラインプロシーディングス用として,発表論
文の修正版をPDFファイルまたはPostScriptファイルの形で提出していただ
きます.

6. その他の参加
・A4版1ページ以内のポジションペーパーを3部,10月16日までにプログラム
委員長に送付して下さい. 
・その際,学生/一般の区別,会員/非会員の区別,連絡先(住所,電話番
号,Fax番号,電子メールアドレス), および会場で宿泊希望かどうかを書
いたカバーページを別に付けてください. 
・参加申込者が多数の場合はご希望に沿えないことがあります. 
・論文発表以外の参加者は当日,ポジションペーパーのコピーを参加人数分
持参していただく予定です.参加人数に関しては後日連絡いたします.

7. スケジュール
10月 1日 論文投稿締め切り 
10月16日 論文採否通知 
10月16日 参加申し込み(ポジションペーパー)受付締め切り 
11月16日〜11月17日 ワークショップ

8.参加費

無料.ただし宿泊費・食費は実費清算.宿泊費は部屋のタイプによって異なりま
すが,5000円〜7500円程度です.懇親会費(必須)3000円〜4000円程度(夕食費、
ナイトセッションでの費用も含む)を考えております.

9. 参加アンケート ****重要****
MACC2001に参加意思をお持ちの方は、 プログラム委員長あてに次のアンケート
お答えください。宿のキャパシティの関係上、参加者の数をあらかじめ予想する
ためです。ぜひご協力ください。9月15日まで回答していただける幸いです。
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Subject: [MACC2001] Participation Questionnaire
To: takeda@nii.ac.jp
------
氏名:
所属:
メイル:
MACC2001に参加する:予定である 考えている (どちらかを消してください)
参加形態:[Long Paper] [Short Paper] [Poster] [Position Paper]
(もし決まっていればお教えください)
15日も同じ宿に泊まりたい:はい いいえ (どちらかを消してください)
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10. アドバイザリコミッティとプログラム委員

アドバイザリコミッティ
石田 亨(京都大学)
奥乃 博(京都大学)
所 真理雄(ソニー)
中島 秀之(産業技術総合研究所)
西田 豊明(東京大学)
本位田 真一(国立情報学研究所)

プログラム委員 
[委員長] 武田 英明(国立情報学研究所)
伊藤孝行(北陸先端科学技術大学院大学)
和泉 潔(産業技術総合研究所)
磯崎 秀樹(NTT) 
大澤 一郎(産業技術総合研究所) 
大沢 英一(はこだて未来大学) 
大澤 幸生(筑波大学)
小野 典彦(徳島大学) 
北村 泰彦(大阪市立大学) 
佐藤 理史(京都大学) 
椹木 哲夫(京都大学) 
島津 秀雄(NEC) 
菅沼 拓夫(東北大学)
菅原 俊治(NTT) 
角 康之(ATR)
高間 康史(東京工業大学)
垂水 浩幸(香川大学) 
津田 和彦(筑波大学)
中内 靖(防衛大学校)
長尾 確(日本IBM) 
西村 俊和(立命館大)
橋田 浩一(産業技術総合研究所)
平山勝敏(神戸商船大学)
藤本 和則(NTT)
松原 繁夫(NTT)
本村 陽一(産業技術総合研究所)
八槇 博史(京都大学)
横尾 真(NTT) 
吉田 哲也(大阪大学) 

11.連絡先

プログラム委員長:武田英明
国立情報学研究所
〒101-8430 東京都千代田区一ツ橋2-1-2
Tel: 03-4212-2543 Fax: 03-3556-1916
E-mail: takeda@nii.ac.jp