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3D1-04 身体技能に見られる階層性と「あそび」に関する考察

6月4日(金) 09:30〜11:30 D会場 (芙蓉1)
身体知の解明を目指して(1)

演題番号3D1-04
題目身体技能に見られる階層性と「あそび」に関する考察
著者藤波 努 (北陸先端科学技術大学院大学)
山本 知幸 (北陸先端科学技術大学院大学)
阿部 真美子 ((株)東芝研究開発センター)
時間6月4日(金) 10:10〜10:30
概要本発表では、実験を通して我々が検証してきた身体技能のモデルを説明する。これまでに、陶芸の菊練り、野球のピッチング、さらにシェイカーによるサンバリズムの演奏を調べてきた。我々は、「技」と呼ばれるような洗練された身体動作であっても、ミクロレベルの精密な制御は不要であり、基本となる動作から階層的に部分動作が派生し、各部分動作が協調してひとつのタスクを遂行すると考えている。モーションキャプチャ装置を用いた菊練り動作の解析では、実際にそのような階層を観察できた。さらに各部分動作間の協調に「あそび」を許すことにより、体全体で外乱を分散して吸収し、動作を安定させていると考えている。
論文PDFファイル, PDFファイル(会場ローカル)

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