演題番号 | 3E2-04 |
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題目 | マニュアルテキストを用いた個人化ヘルプシステム |
著者 | 岩下 志乃 (理化学研究所 脳科学総合研究センター) 伊藤 紀子 (理化学研究所脳科学総合研究センター) 小林 一郎 (御茶ノ水女子大学 理学部,理化学研究所 脳科学総合研究センター) 杉本 徹 (理化学研究所脳科学総合研究センター) 菅野 道夫 (理化学研究所 脳科学総合研究センター) |
時間 | 6月4日(金) 14:00〜14:20 |
概要 | 日常言語コンピューティングは、人が普段使っている言葉を用いてコンピュータを操作できるようにする理論である。本論文ではその応用として、ユーザがワープロを操作する際に、マニュアルテキストを利用してユーザに対して適切なヘルプを提供する手法を提案する。本システムは3つの処理過程を持つ。まず、ユーザがシステムに対して入力した質問文と、マニュアルテキストの意味を理解する。次に、理解結果を利用してユーザの質問とマニュアルテキストをマッチングし、検索する。最後に、テキストをユーザに合わせた言い回しに言い換えて出力する。本論文では、これらのうち出力の生成に焦点を当てる。言い換えのルールを抽出するため、ユーザとインストラクターの対話コーパスを用いる。その結果、4つの言い換えルールを抽出した。ユーザとシステムの対話例を用い、言い換えルールの適用を行った結果について述べる。 |
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