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1B5-05 視覚センサネットワークを用いた避難シミュレータとその実験構想

6月25日(水) 18:20〜18:40 B 中会議室1

演題番号1B5-05
題目視覚センサネットワークを用いた避難シミュレータとその実験構想
著者小泉 智史 (科学技術振興事業団CREST)
中西 英之 (京都大学大学院情報学研究科)
石黒 浩 (大阪大学工学研究科知能機能創成工学専攻,ATR知能ロボティクス研究所)
石田 亨 (京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻)
時間6月25日(水) 18:20〜18:40
セッション近未来チャレンジ:危機管理シミュレーションとその分析 (17:00〜18:40 B 中会議室1)
概要我々が開発した仮想都市空間シミュレータは,避難訓練や避難シミュレーションの際に,市民が参加する機会を与えるために,3次元仮想空間のユーザインタフェースと,計算機の非専門家向けのマルチエージェントシミュレーション設計言語を有する.社会的なインタラクションを必要とする避難シミュレーションに対する知見を得るために,二段階で構成される実験を準備する.

第一段階として,避難シミュレータとしての仮想都市空間シミュレータの有効性と限界を検証するために,3次元仮想空間のみを用いた避難訓練実験を行い,そして第二段階では,実空間と仮想空間を融合した避難シミュレータを用いて避難誘導実験を行う.第二段階の実験に向けて,現実空間における人間の行動を把握するために,地下鉄京都駅舎へ28 台の視覚センサーから構成されるセンサネットワークシステムを設置し,旅客の歩行軌跡データと長時間の映像記録を収集した.そして,同駅の仮想駅舎を構築し,センサネットワークシステムにより獲得される現実の駅舎にいる避難者の位置に基づき,仮想駅舎内に避難者を表示し,現実世界と仮想世界が融合したシミュレータを実現した.そこで,仮想駅舎にいる誘導者がPHS公衆網を通して,避難者を誘導する実験を行う.これら2つの実験を通して,市民の避難行動の習得効果を評価し,仮想空間を用いた新たな避難シミュレータの確立を目指す.

さらに,駅舎に設置された視覚センサネットワークシステムは,知覚情報基盤のプロトタイプであり,このシステムを用いることにより,人間の行動を知覚することを目的としている.そこで,長時間記録された映像に基づき,動線を導出することで,日常生活における人間行動を解析する.それとともにに,人間の群行動を可能な限りモデル化することにより,行動辞書を作成し,分散視覚環境における人間の日常生活行動の認識システムの構築を目指す.
論文PDFファイル, PDFファイル(会場ローカル)




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システム管理者 (jsai2003-admin@nii.ac.jp)